ジャズピアノレッスン

 

 

 

ジャズピアノを演奏する際にはリードシート(主旋律にコード記号がついている楽譜です)を用います。

 

まず、主要コードのトレーニングを行います。一つ一つのコード記号と和音を暗記するのではなく、曲中で頻繁に出てくるコードの流れに沿って、耳で、手の形で覚えていきます。

 

理論的なお話も少しはさせていただきますが、基本的には実践中心のレッスンです。

基本形→転回形→テンションノート入り、の順に習得していき、同時に、8ビート、ボサノバ、スウィングのリズムも体得していただきます。

 

ある程度コードが押さえられるようになったら、いよいよジャズスタンダードに挑戦です。

 

旋律に、ハーモニーをつけて、アドリブパートを考えていきます。このあたりから、クリエイティブな課題が出されます。まずは自由に作っていただきます。レッスンでは、一般的なジャズの語法に近づくように指導させていただきますが、個々の個性を潰してしまわないよう、なるべく皆様のアイディアを生かしたソロ作りを目指しています。

 

毎回1~2曲程度の課題曲を設定し、曲をアレンジしていく過程に必要なジャズ理論を、その都度お話していきます。イントロ&エンディングもつけて、歌い方(ここが一番難しいです!ジャズのイントネーションって独特なので、、、。)も研究して、ある程度形になったら、一曲完成として、次に進みます。

 

上記を続けていくことにより、レパートリーが広がり、アレンジ能力も上がっていきます。慣れてきたら、即興で弾いていただきます。ここまで来たら、セッションにも参加できます。

 

、、、以上が、私のジャズピアノレッスンの基本的な進め方ですが、皆さんのご要望にお答えして、その都度いろいろな内容にしています。

 

ジャズバンドをやっていらっしゃる方には、そのバンドで必要なことを優先します。自作曲をもってこられる方、弾き語りをされる方、ジャズ曲をレッスンに取り入れたいクラシックピアノの先生、いろいろです。友人の結婚式で弾くために一曲だけジャズの曲を、という方もいらっしゃいました。どのようなことでも、お気軽にご相談ください。